平成18年全日本9人制バレーボール男子総合選手権大会

By Exciting Volleyball

 

◆最終結果

  予選グループ戦結果

  決勝トーナメント全結果

  優 勝:住友電工   (大阪)

  準優勝:中部徳洲会病院(沖縄)

  第3位:横河電機(東京)/サンデン(群馬)

  <ベスト8進出(抽選順)>

   玉名トップランカーズ(熊本)

   東北リコー     (宮城)

   グランブルー    (福岡)

   日立佐和      (茨城)

 

【準々決勝】

横河電機 2 21−12 0 玉名トップランカーズ

21−19

第1シードの富士通をストレートで破り勢いに乗る横河電機に対し、九州対決で「九電福岡」を征し全総では初のベスト8進

出を果たした玉名トップランカーズとの対戦。

横河の粘り強いバレーに翻弄され、第1セットこそ12点と低迷したが、第2セットでは徐々に実力を発揮、19点まで詰め

寄るがフルセットに持ち込む事が出来なかった。

玉名トップは、シードこそいなかったが、関西のクラブ強豪「てんとう虫」、関東実業団の雄「日本精工」、九州実業団の雄「

九電福岡」、そして来年の秋田国体強化チームである「鷹巣クラブ」という強豪ひしめくゾーンを勝ち抜いてのベスト8進出、

お見事であった。

 

中部徳洲会病院 2 21−12 0 日立佐和

          21−13

ほぼ危なげなく勝ち上がった中部徳洲会に対し、久々の出場ながら「NEOMAX」をフルセットで破り、初のベスト8入り

を果たした日立佐和との対戦。この対戦は、日立佐和がどこまで中部徳洲会に食い下がれるかが見所であった。

しかし力の差は歴然であった、食い下がる場面もあったが中部徳洲会の強力なサーブとつなぎに翻弄され、大差での敗戦とな

った。しかし、初のベスト8進出で得たものは大きかったと思う。

全国上位とのギャップを克服し、来年度の飛躍に期待したい。

 

住友電工 2 21−16 0 東北リコー

21−17

3回戦まででシードが相次ぎ敗退し、準々決勝唯一のシード対決と相まって観客の注目を集めた試合であった。

ほぼ順当に勝ち上がった住友電工と、安定した攻守で勝ち上がった東北リコーとの対戦は、住友電工に軍配があがった。

リコーのサーブカットは比較的良かったものの、2段主体の単純な攻撃に陥り、エースのスパイクがことごとく拾われてしま

った。

第2セットは中盤リコーがリードする場面もあったが、ラリーの多い展開ながらミスの差が結果に現れた。

 

サンデン 2 21−18 0 グランブルー

       21−19

第3シードの「岡山選抜」を破り、波に乗っているグランブルーと、第6シードの「廿日市クラブ」を破ったサンデンとの対戦。

グランブルーは1回戦、2回戦とフルセットでの勝ち上がりだったが、3回戦では岡山選抜に対し完勝であった。

一方、サンデンは1回戦でフルセットを演じたものの、2回戦、3回戦ではストレートでの勝ち上がり、試合は実業団の意地と

クラブのチャレンジ精神のぶつかり合いとなった。

2セットともシーソーゲームの手に汗握る白熱した展開となった、しかし僅かに及ばずグランブルーがストレートで敗退となった。

急上昇中のサンデンに対し、ほぼ互角に戦ったグランブルーの今後が楽しみである。サンデンは初のベスト4入り。

 

【準決勝】

住友電工 2 21−19 0 横河電機

21−12

第1セットは大接戦!一時は横河電機が先取するかの様にもみえたが、僅かなミスの差が命運を分けた。

第2セットは住友電工の前に防戦一方の横河、追い上げの兆しはあったものの時既に遅く、ストレートで敗れてしまった。

富士通を破り波に乗っていた横河だが、それも第1セットまで。

誠に残念な敗戦である。

 

中部徳洲会病院 2 21−12 0 サンデン

            21−16

初のベスト4入りを果たしたサンデンに対し、立ちはだかる中部徳洲会。

サンデンは前半で点差を離され厳しい試合展開、初のベスト4という緊張も有った事だろう。両セットとも中盤

追い上げる場面もあったのだが、百戦練磨の中部徳洲会の前に涙を呑んだ。

 

【決勝戦】

住友電工 2 21−19 0 中部徳洲会病院

         21−18

昨日の通達で決勝戦はBコートから特設コートに変更された。決勝戦はやはり特設に限る。

選手紹介では徳洲会が「一人一人ボールをギャラリーに投げ入れる」パフォーマンスを見せ、決勝戦の盛り上げ

に一役買った。また、徳洲会の「シ●ジョ●ツヨ●選手」が紹介されるとギャラリーからどよめきが!

そう日ハムの今季限りで引退した有名なお方と同じ名前であり(字は一部違います)、会場は最高潮に!!

さて試合であるが、両チーム共にスーパープレーが頻発し一進一退の大接戦。観客も悲鳴に近い歓声を上げてい

た。2セット共に同様の展開、まさに決勝戦にふさわしい好ゲームとなった。

しかし住友電工がストレートで中部徳洲会病院を退け、全総としては平成14年(愛知:岡崎)以来、4年ぶり

5回目の優勝を果たした。

 

【考 察】

フルセットの試合が多くなり、実力伯仲の対戦が非常に多かったと思われる。

また、3回戦までに半分のシードチームが敗れ、シード以外の強豪チームも敗れるなど、近年にない波乱含みの

大会でもあった。

しかし大会運営上の不具合や課題も多かったことは事実である。

JVAによるシード選定の誤りに始まり、予選突破のチームが敗者扱いとなっており予選抽選会の招集が遅れる

などのトラブルがあった。

会場の問題もあった。私設の問題がありやむを得ない一面もあるのだが、会場が5箇所に分散されたのは残念で

ある。

会場が多いと連絡の不行き届きが発生するだろうし、JVA発表の会場とも一部変更されていた。

新富町が会場になったチームは移動に関する経費も多く発生しており、移動時間に関しても不公平感が残った。

 

また、審判のジャッジに関しても大いに疑問が残る。この大会は9人制の大会であって、6人制の大会ではない

のである。

ドリブル・フォールディングの反則が非常に厳しく、9人制本来の醍醐味が薄れてしまった。オーバーネットに

関しても、ボールの落下角度で判定されている節があった。

事実は確認していないのだが、6人制主体の審判員が多かったという話も聞いている。せめて最終日だけでも、

9人制の経験が深い方にお願い出来なかったものだろうか。

そこが非常に残念でならなかった。

 

◆決勝トーナメント初日(1〜3回戦)強豪チームが次々と姿を消す大波乱!

第1シード富士通が3回戦で横河電機にストレートで敗退!第3シードの岡山選抜も3回戦で伏兵グランブルーに

ストレートで敗れた。

また第6シードの廿日市クラブもサンデンにストレートで敗れ、実業団の壁に阻まれた結果となった。

その他にも、日本精工がてんとう虫に激戦の末敗退、九電福岡は玉名トップランカーズに、JT東京は新潟にそれ

ぞれ敗退した。

先月岩手で行われた「社会人大会」で優勝した南部徳洲会病院も、フルセットに持ち込むものの、実業団上位の実

力を持つ北陸電力の前に屈した。

 

ベスト8には、横河電機・玉名トップランカーズ・住友電工・東北リコー・グランブルー・サンデン・日立佐和・

中部徳洲会病院が進出した。

九州クラブ勢2チームが大躍進!また、日立佐和も近年は低迷していたが、久々の出場で嬉し

いベスト8進出を果たす。

 

第1シード:富士通(推薦:兵庫)※予選免除

第2シード:中部徳洲会病院(推薦:沖縄)

  第3シード:岡山選抜(推薦:岡山)

   第4シード:東北リコー(宮城)

   第5シード:住友電工(大阪)

   第6シード:廿日市クラブ(広島)

 

10月23日付けで「JVA国内競技委員長名」で、謝罪文書が配信されました。

以下、抜粋です。 

>標記抽選会に先立ち、今大会のシードを作成し、宮崎県バレーボール協会にお知らせしま

>した所、昨年度の同大会の成績順位が間違えていた事が判明しました。よって抽選会の終

>わった後ですが、正しい順位に訂正させていただき、抽選をやり直しさせていただきます。

宮崎県バレーボール協会並びチーム関係者の皆様方には、お詫び申し上げます。

 

再抽選となった背景について

昨年の総合選手権で、岡山選抜が準決勝で東北リコーに敗れ3位であったにも関わらず、

準優勝として記録されていた事に起因しています。

当サイトでは、この直後に結果の訂正を求めるメールをJVAへ送っていましたが、結

果は修正されず放置されたままでした。(JVAサイトでは昨年の記録は現在見られません)。

この為、シードポイントが加点され岡山選抜が第1シードに選定されました。

第1シードは端数処理のため予選免除となりますが、入れ替えのみを要請したところ、他の

シードチームより抗議が多数入り、再抽選という選択に至った様です。