第61回国民体育大会(のじぎく兵庫国体)
Exciting Volleyball 9
【決勝戦結果】
兵庫県(富士通) 2 (21−17/21−16) 0 大阪府(住友電工)
【最終順位】
優 勝:富士通(兵庫県) 7年ぶり8度目
第2位:住友電工(大阪府)
第3位:中部徳洲会病院(沖縄県)
第4位:横河電機(東京都)
第5位:岐阜選抜(岐阜県)/広島選抜(広島県)
第7位:北陸電力(富山県)/東北リコー(宮城県)
全結果 ◆のじぎく兵庫国体バレーボール競技速報 (公式サイトへ飛びます)
10月4日【決勝戦結果】
富士通(兵庫県)2 (21−17/21−16) 0 大阪府(住友電工)
決勝戦は近畿勢の対戦となった。国体での両チームの対決は先述した通り、平成9年の「大阪国体(なみはや国体)」以来、9年
ぶりの対戦である。この時は住友電工が地元で優勝したが、今回は富士通が地元で優勝を果たし、9年来のリベンジを果たすこと
となった。
兵庫県は準々決勝、準決勝で、それぞれ広島県と東京都をストレートで破っての決勝進出、一方の大阪府は準々決勝で富山県に対
し、よもやのフルセットを演じたが、準決勝では第一シードの沖縄県をストレートで破っての決勝進出であった。
隣接する兵庫県と大阪府だけあって、会場は超満員に膨れ上がった事であろう。その結果、兵庫県が実力以上の力を発揮し大阪府
をねじ伏せた。
大会が終わって感じたことは、岐阜・広島両県の選抜チームが素晴らしい活躍を見せた事だ。選抜チームが国体で優勝したのは、昨
年の岡山選抜が記憶に新しいが、遡ると平成5年香川徳島国体で岡山選抜、昭和63年の京都国体で地元京都国体が優勝している。
更に遡ると、昭和21年の第一回大会で全兵庫、翌22年にオール京都が優勝したのみで、61回を数える国体で優勝した選抜チー
ムは、わずか5回4チームに留まる(岡山が2度)。
それだけ選抜チームの優勝が難しい国体であるが、今大会の岐阜・広島両県の選抜チームの活躍は、今後の国体においても実業団勢
にとって大変な脅威になることは間違いない。
今回優勝した富士通であるが、言わずと知れた強豪チームである。今回8度目の優勝を地元で飾った訳だが、この富士通をもってし
ても、最近の国体優勝は7年ぶりと国体での優勝の難しさを物語っている。
準優勝の住友電工でさえ、国体優勝は神奈川国体以来実現していない。
そんなプレッシャーの中、近畿開催という近年に無い非常に厳しい条件の下で、地元優勝を果たした富士通に対し大きな拍手を贈り
たい。富士通チーム、優勝おめでとう!!
10月3日【準決勝結果】
<第1試合>
住友電工(大阪)2(21−16/21−15)0中部徳洲会病院(沖縄)
情報によると沖縄県は両エースが負傷により今大会は未出場との事らしい、しかしそんな事は理由にならない非常な全国大会である、
セカンドホーム的な兵庫県で、大阪府は応援団にも後押しされ第一シードの沖縄県に快勝した。
敗れた沖縄県は埼玉国体以来の優勝はならず、無念の3−4位決定戦へ廻ることとなった。
<第2試合>
富士通(兵庫) 2(21−13/21−18)0横河電機(東京)
ここで1勝すれば決勝進出、地元優勝まであと一歩の兵庫県。対するのはシードの宮城県を破り勢いづく東京都との対戦であった。
地元相手に一矢報いたい東京都であったが、第一セットは13点で完敗、続く第二セットも粘りはしたものの及ばず、ストレートで
敗れ、3−4位決定戦へ廻ることとなった。
【3−4位決定戦結果】
中部徳洲会病院(沖縄)2(21−16/20−22/21−11)0横河電機(東京)
大阪に完敗であった沖縄県、国体2度目の優勝を逃し意気消沈するところではあったが、第一セットは完勝であった。第二セットは
東京都の粘りに屈し落としてしまったものの、第三セットでは本来の実力を発揮し東京都を撃破した。
ベストメンバーではなかった沖縄県は悔いの残る大会となったが、飛車角落ちでの国体3位はお見事である。
敗れた東京都は、これまで国体における実績は思わしくなく、最近の成績も振るわない状況であったが、今大会での4位入賞は総合
選手権、櫻田記念に向けて良いきっかけになったと思う。
【5−7位決定戦結果】
<第1試合>
岐阜選抜(岐阜)2(21−11/21−18)0北陸電力(富山)
実力的には富山県が上と思われたが、準々決勝でフルセットで敗れたショックが大きかったのか、選抜の岐阜県に対し本来のプレーが
出来なかった。第二セットこそ18点と意地を見せるも時既に遅く、ストレートで敗退となった。
岐阜選抜は実業団を破り、嬉しい5位入賞。
敗れた富山県は総合選手権と櫻田記念出場を決めており、今後の巻き返しに期待したい。
<第2試合>
広島選抜(広島) 2(21−18/21−19)0東北リコー(宮城)
3年ぶり4度目の優勝を目指して今大会へ挑んだ宮城県にとって、準々決勝のストレート敗退は精神的にも大きなダメージであった。
対するのは、失うものは何も無い広島県。接戦の末ストレートで宮城県を下し5位入賞を果たした。
理由はどうあれ、実業団をストレートで破っての5位は見事である。
敗れた宮城県はここ最近の国体では最悪の結果に終わったが、富山県同様に総合選手権と櫻田記念出場を決めている為、体制を整え
再起を期待したい。
10月2日【準々決勝結果】
<第1試合>
中部徳洲会病院(沖縄)2(13−21/21−16/21− 6)1岐阜選抜
昨日香川県を破り勢いになる岐阜県に対し、初戦となる第一シード沖縄県、第一セットは13点で岐阜県が先取するという大殊勲!
しかし、目を覚ました沖縄県は徐々に力を発揮し、第二セットを取ると、第三セットを圧倒的な力の差を見せ付け、一桁に抑えての
圧勝であった。敗れた岐阜県は先取した第一セットの勢いを活かせなかった。
<第2試合>
住友電工(大阪) 2(20−22/22−20/21−13)1北陸電力(富山)
第一セットはデュースで富山県が先取、第二セットもデュースの大接戦で大阪府が取りイーブンとする。決着はまたも第三セットへ
もつれ込んだ。
しかし富山県は力尽きたのか、あっさりと敗れてしまい金星とはならなかった。
<第3試合>
富士通(兵庫) 2(21−13/21−18)0 広島選抜
兵庫県は地元の応援にも押され、前日1勝をあげた広島県につけいる隙を与えず、ストレートで退け準決勝進出を決めた。
広島県は第二セットで18点と粘りを見せるが、強豪富士通の前に涙を呑んだ。
<第4試合>
横河電機(東京) 2(21−18/24−22)0 東北リコー(宮城)
東京都が第一セット、初戦で勢いに乗れない宮城県を18点に抑えて先取、第二セットは流れに乗ったかに見えた宮城県であったが
終盤のミスでデュースにもつれ込み、東京都に逆転されてしまった。横河電機はノーシードで準決勝進出、破れた宮城県はシード勢
で唯一、準決勝進出に至らなかった。
10月1日【1回戦結果】
<第1試合>
岐阜選抜 2(21−15/21−19)0 香川クラブ
何とか準決勝へ進みたい両チームであるが、クラブカップ第3位のチューズデーを中心とした岐阜県に、香川県は粘りを見せるが及ば
なかった
広島選抜 2(21−10/21−15)0 江別市役所(北海道)
実業団のJFE西日本を中心に補強選手を交えた広島県に対し、なんとか1勝したい北海道であったが、やはり自力の差は大きく、
一矢報いる事が出来なかった。
<兵庫国体出場チーム(男子)>
北海道:江別市役所 東 北:東北リコー(宮城) 関 東:横河電機(東京)
東 海:岐阜選抜(岐阜) 北信越:北陸電力(富山) 近 畿:住友電工(大阪)
中 国:広島選抜(広島) 四 国:香川クラブ(香川)
九州・沖縄:中部徳洲会病院(沖縄) 開催県:富士通(兵庫)
◆組合せ
第1シード:沖縄県(中部徳洲会病院) 第2シード:兵庫県(富士通)
第3シード:宮城県(東北リコー) 第4シード:大阪府(住友電工)
10日13時より、岸記念体育館にて第61回国民体育大会バレーボール競技の抽選会が行われた。
シードについては上記の通りとなった、公開抽選となるのでシードの割り振りの調整に興味を持って見ていたが、
結果として予想通りの決定となった。
◆平成18年第61回国民体育大会男子9人制バレーボール競技展望